会いたい人がいる。

会いたいのは彼女なんかベタなものじゃなく、ましてや長澤まさみみたいに憧れの的なんかでもない。

まぁ会いたくないわけじゃないよ。会えるもんなら会わせてくれ。
ってか会いたい。


しかし、今言ってるのは現実的なもの。

それで私が会いたいのは、中学の時の恩師。

お世話になった先生。
女の先生で中一、中二と担任で、年齢は確かあの時で26だった。

対して私は中学生。鬼の中学生。
悪がカッコイイみたいな時代。
私も悪いことをしました。法に反することだってしました。
そのときに叱ってくれた先生です。
そのときに泣いてくれた先生です。
今考えると、法学部に入ろうと思ったきっかけはそこから始まったように思います。

あれから4年経ちました。先生はもう30歳になったでしょう。

私も変わりました。
善くも悪くも。
善く変われたのは周りの環境と、先生の涙です。


先生は私にたいしたことをしてないと思ってるでしょうが、私は感謝しています。

ありがとう。私の礎を作ってくれて。
ありがとう。