師匠も走ってしまうくらい忙しい12月ですが、弟子がいないチンケな私ですら走ってるくらい忙しいですから師匠ともなろう方は大変な思いをなさってるに違いありません。

日頃から弟子は言うことを聞いてくれないし、なにかと反抗するし、『この橋渡るべからず』って言われたら、川泳いじゃうし…などの悩みがあると思うんです。

そんな師匠が何故走ることになったのかを考えてみたのです。




昔、昔。そのまた昔の３年前。
まぁずいぶんと昔なんですが、その昔に、半人前のA、B、Cがいました。

A『いやはや最近は忙しいですな』
B『そうですな。私なんて忙しくて走っちゃいますよ！』
C『ナニイッテルカ！！ワタシモオナジヨ！』
A『お、俺も…』

B『す、すいません。なんか調子に乗ってました。それはそうとAのとこの師匠何してんの？なんかさっきからめっちゃ走ってるけど。』

C『アリャランニングとかジャナイワ。タダタンニイソガシインジャネ？』
B『師匠～！何してるんですか～！今私がやるので師匠はゆっくりしててください！』
Bの師匠『……ハァ…ハァ…………ウム。』



という感じに私が思うに、きっと師匠さえもが忙しいんじゃない。
師匠はやらざるを得なかった。

弟子がサボるから。

そう。
ただ単に、弟子は12月のあまりの寒さに配達をサボったという事。

反抗してくる弟子が怖い師匠は仕方なく注意も出来ずただただ自分で配達。

それを見た人が名付けたのだ。
『こりゃ師匠も走るったぁ師走だな』
ってな感じて。



やっぱり出来の悪い弟子をもつ師匠は大変ですな。



………ということで、なんとなく弟子を募集します。