今でも覚えてる。
あの時、あの人に言われた一言。
『しどってさぁ。有言不実行だよね。』
そう吐き捨てられた。
その人とは特別な関係で、別れを告げられるでもなんでもなく吐き捨てられた。
当時高二だったからわからなかったけど、今ではこの言葉が頭の中をリフレインする。
むしろ今の方が有言不実行なんだ。

私は多くを語る。
人間について。
政治について。
マナーについて。
そして、環境について。

しかし、語るくせに何もしてない自分がいる。

環境へのアプローチさえできてない。

そんな矛盾した自分がいやになる。

そして今日の朝。
吹きすさぶ風を全身で受けながら、自転車で大学へ向かう。
そこでいつものように、iPodを開き、Mr.Childrenを聞く。
今日は『彩り』からのスタートだった。

「なんてことのない作業が　この世界を回り回って　何処の誰かも知らない人の笑い声を作ってゆく」


勘違いしてたみたいだ。 何もしないことが悪いことじゃなくて、悪影響を与えないことに素晴らしさがあること。

今はこんなに未熟だけど、いつかは環境のことをもっと。